ペットを飼う前に考えたいこと

費用はどのくらいかかる?


【猫一匹を飼う際にかかる費用】

(初期準備用品 2万円~3万円程度) + (日常品 年間8万円~10万円程度)



【犬一匹を飼う際にかかる費用】

(初期準備品 3万円~5万円程度) + (日常品 年間10万円~13万円程度)


これ以外に
飼育環境により異なりますが、犬猫共に夏場、冬場のエアコンはほぼ入れたままの状態となりますので光熱費が増えます。
ワクチン・医療費、手術の場合には数万円~数十万円になる場合があります。
ペット保険などの備えを考える必要もでてきます。

※ 上記は個体種によっても変わりますので、おおよその費用となります。
病気などの場合には専用フード等、飼育環境など、さらに費用がかかる場合もあります。

ペットが命を終えるまで責任を持って飼えますか?


動物愛護管理法では飼い主にはペットの終生飼養の責任がある事を明確にしています。
転居、結婚、育児、入院など生活環境が変わる可能性もあります。
またペットのお世話に毎日時間を取る事になります。
そんな中でも家族全員がペットと過ごす事に合意、協力を得られていますか?

ペットが年老いた時、認知症などになる場合もあります。介護をする心構えができていますか?

家族に動物アレルギーはありませんか?


飼い始めてから、発症する場合があります。
また、妊娠中の場合、お子様がアレルギーの場合もあります。
気になる時には、事前に専門病院で医師に相談、検査をしてみましょう。

ペットを飼う事が可能な住宅でしょうか?


賃貸や集合住宅の場合には管理規約等のルールを確認しましょう。

しつけも含め、ご近所に迷惑をかけないように配慮しましょう。(鳴き声、臭い、糞などトラブルの原因となります)

不妊去勢手術を行い、むやみに繁殖をせず管理できる数を超えないようにしましょう。

万一、飼えなくなってしまった時、災害避難時などにペットを預かってくれる、お世話をしてくれる人がいますか?


普段から、知り合いや親戚など、もしもの時に預かってもらえる人を見つけてお願いしておきましょう。

どうしても里親に出さなければならない場合、新たな飼い主を探す事も飼い主の責任です。
SNSやポスターなどで積極的に発信しましょう。

動物を棄てる事は犯罪です!

発見した場合は警察へ通報、カメラ動画を提供します。

捨てるという選択肢はありません!
どうすればその仔達が育っていけるのか?
生きていけるのか?
それを考えてあげて欲しいと思います。

動物には命があります。 モノではありません!動物遺棄・虐待防止を強化しています。

(動物を遺棄・虐待した場合)
 一年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。

(犬や猫などの愛護動物をみだりに殺したり傷つけた場合)

 5年以下懲役または500万円以下の罰金に処せられます。